悩みに共通する根っこ


 



「こころの症状はどう生まれるのか」 著:小宮昇 2011年 岩崎学術出版

を読んだので書きたいと思います。

 
 
小宮先生の書籍はどれも読みやすいです。
専門用語をほとんど用いずとも、深く理解がすすむので好きです。
 

 ひとが持つ4つの衝動

心の成り立ちを以下の4つから説明しています。
 
・自己実現を求める衝動
・無条件の愛情を求める情動
・傷つきたくない、変化したくない衝動
・表現を求める衝動
 
 
なりたい職業になるのも、よりよい生活を望むのも
コンテストで1位を目指すのも、赤ちゃんが頑張って立とうとするのも
さっきの自分、昨日の自分より成長することを
人は生まれながらに持っている自己実現を求める衝動
 
幼い子どもは、親に育ててもらわないと生きていけないので
愛情を貰えない=育ててもらえない=死の恐怖と捉えます。
「どんな子でもいい、生まれてきてくれてありがとう」と
無条件の愛情を求めます。それがまた自信と安心になります。
 
テストで100点を取ったら褒めてもらえるけど
99点だったら「当たり前だ」あるいは「なんで100点じゃないんだ」
という親の条件付きの愛情しかもらえない子どもは
 
100点じゃないと親に嫌われる
 
と捉えてしまい
いつもいつも頑張っても頑張っても
ダメだダメだ、と
無条件の愛情を求めるあまり過剰になります。
 
やがて、疲れてしまい
頑張っても認めてもらえない
傷つくぐらいなら行動しない
という気持ちが生まれる子もいます。
 
また表現も人が持つ衝動で
おしゃべりやメール、創作活動がそうですが
認めてもらうために表現したり、
傷つかない為に話さなかったりと
上の3つに絡んでいます。
 

悩みに共通する根っこ

つまり、自己実現を求める姿を
親が無条件に愛してくれないと
傷つく事を恐れたり、
 
こころの病が生じる
と、言っています。
 
自分のやりたいことは
心の奥に封印して
親に認めてもらうために必死になったり
 
愛して貰えない子という
自己無価値観や劣等感を抱いたり

ダメな自分のくせに
ちょっとでも愛して貰おうとすること
に自己嫌悪感をもったり
 
愛して貰えない事に怒りを覚えたり
その怒りを持つことすら
また親から嫌われると不安になったり
 
そんな感情を自分で持っておくのは大変だから
防衛機制という心理的メカニズム
(これもいつか触れたいな) をつかって
感じないようにしたり、外側に出したりします。
 
よってパニック障害や強迫性障害
対人不安、リストカット、不登校、うつ
などなど
が生じるんですね
 
症状はそれぞれですし、関連していますが
根源には無条件の愛情を得られない
があるということ。
 
いつもバラバラと勉強していたから
点と点が線で結ばれたってこのことだ!ってなりました。
 

全部親のせい?

ここからは本書と重複しながらも
僕の意見ですが、
 
子育てに完璧はない。
そう思いますし、
「完璧に育てなければならない」
と頑張る親だとしたら、
その親自身が
認めてもらえない寂しさを持ってるでしょう。
 
それに、親に認めてもらえない
と感じる程度も人によってマチマチと思います。
 
また、日常で友人や同僚の許しがたい言動も
あ、傷つくの恐れて自信ないかなー
あ、自己実現を求めてなのかなー
っと優しい視点でみると
自分が楽になるかもしれませんね。
 

さいごに

 
この「ブログを書く」という表現する衝動にも
たくさんの人に知られたい
読んでくれた方の少しの役に立ちたい
という自己実現を求めたり
熱心なカウンセラーだ、頼りになりそう
と無条件の愛情を求める
 
という衝動が多かれ少なかれある
ということは認めておきます。
それらはみんながもつこと。
病か否かは、要するにその強弱です。
 
今日もありがとうございました
前回の記事

 


 


コメント

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