COVID-19を強いウイルスにしているのは私たちの心なのでは。



今日はコロナに絡めた心の話、マインドフルネスのすすめ。

コロナを育てる人の心


毎日ニュースやSNSで感染者数の統計や行政の対応などを見て
自分や周りが感染すること、今後の生活や経済状況に不安を抱きますよね。

それをまたSNSで発信やシェアすることで、周囲の人の不安をさらに強めています。
コロナウイルスよりも「不安」や「飽き・コロナ疲れ」の感染拡大の方が大きいんじゃないでしょうか。

自分の中にある楽しい気持ちとか充実感には目を向けられず、不安や恐れを自分たちで育てている、そんな感じがします。

不安や恐れ、その他のストレス、ネガティブな感情は免疫力を下げます。そうすると当然ながら感染してしまう率が上がりますよね。コロナウイルスの思うツボです。

コロナウイルスが強くなっていくのではなく、コロナウイルスを恐れている私たちの心がコロナウイルスを強くしていってるんじゃないでしょうか?

以前、コロナウイルスのおかげで気づけたことがあるということを書きましたが
👉コロナウイルスの最大の敵は感謝だ。

「気づく」ということがやっぱり人々を助けるんじゃないか、
あるいは「気づく」ということの大事さを教えられているんじゃないか、
そんな風に思います。

マインドフルネスのすすめ


僕は、ロックダウンになってから毎朝マインドフルネスを再開しました。

大学院時代に毎日トレーニングしていたのですが、それ以来全然やってなくて、
忙しさのあまり頭が働きすぎていることにすら気づけなくて、
アイルランドでの仕事が休止になった時に、ようやくそのことに気づけました。
あんなにトレーニングしていたのに忘れるだなんて、、、と思いましたが、
またはじめるとやっぱり調子がいい気がします。

マインドフルネスとはなんぞや、という方もいらっしゃるかと思うのですが、
もっともっと詳しい方がたくさんおられるので、
学びたい方や試してみたい方は
「マインドフルネス瞑想」「マインドフルネス呼吸法」
「マインドフルネス ストレス低減法」などでググってみてください。

ここでは簡単に、
「今ここに注意を向けて、何の判断もせず、心いっぱいにそれを感じて受け止めること。」
という説明にとどめさせてもらいます。呼吸法やボディスキャンなどのトレーニングがあります。

マインドフルネスのベースとなっているヴィッパナサー瞑想では「食べる・歩く・座る」などの瞑想もあります。

何れにせよ、ただ1つのことに注意を向ける、目の前のことを心いっぱいに味わう、全てのことに気づく、というトレーニングです。

例えば呼吸法だったら、姿勢を正してリラックスした状態で、鼻に全部の意識を向けてただただ呼吸の流れを注意して見守ります。途中で、雑念が浮かんでも注意がそれた自分を責めたり、呼吸に注意しなければ、と考えずに、ただただ「あぁ雑念が浮かんだなあ」と受け止め、また「今ここ」の呼吸に注意を向けます。

人は自分が思っている以上に、頭の中で独り言をしていて、目の前のことに集中できていません。味わえていないことがほとんどです。

マインドフルネスができるようになれば、集中力や洞察力が高まります。
また、いい悪いを判断せず、ただありのままに考えや物事を受け止められるようになります。

「気づき」で自分を守ろう


全てのことに良し悪し、価値判断をせず、今ここに注意を向けられることができれば
コロナウイルスも怖くないんじゃないでしょうか。

「コロナのニュースがうざい」とか「不安を煽るから見ない」とかではなく、
「あぁ、コロナを怖がっている自分がいるなあ」ということに、ただ気づき受け止め、
色々なことに「気づき」はじめます。
人と人がつながっていること、体が欲しているもの、自分の大切さ。

目の前のことを存分に味わえれば、喜びや心地よさに気づければ
コロナウイルスへの恐れは減っていくでしょう。
それは一瞬一瞬のありがたみや、ご飯一口一口の美味しさなど。


パニックバイや政治家批判なんか起きず、
本当に必要な情報だけを収集し、適切な対策を取ることができるのではないか、
と思うのです。



1日15分毎日マインドフルネス呼吸法を練習するだけで
随分変化があるんじゃないかと思います。

少し時間ができた今、新しいことに挑戦してみませんか?

頑張らなくていいです、ただ呼吸に注意を向ける、ただそれだけで
コロナウイルスから自分を、人々を守れるかもしれません。

コメント