前回の更新から2ヶ月も経ってしまいました…
私事ですが、第1回公認心理師試験に合格いたしました。
初の国家資格。まだ登録完了していないため、現在は公認心理師と名乗る事はできませんが、
今後ともご贔屓頂ければと思います。
資格取得できたときこそ、
自分のカウンセリングを見つめなおす時
今回はこちらです
ベテランセラピストからスーパーバイズ(以下、SV)を受ける
構成になっています
自分のカウンセリングの問題点を改善するため
あるいはさらによい援助ができるように
ベテランセラピストから助言や指導を受けることを
SVといいます
自分は上手く出来るからといって
SVを受けていないカウンセラーは
ちょっと危険と言えるかもしれません
教科書通りにカウンセリングを行うことだけが
全てではないと教えてくれています
長くなる「認知行動療法」(以下、CBT)
認知も広がり
精神科医療では
主流になっているとも言われています
「認知療法・認知行動療法は、認知に働きかけて気持ちを楽にする精神療法(心理療法)の一種です。認知は、ものの受け取り方や考え方という意味です。ストレスを感じると私たちは悲観的に考えがちになって、問題を解決できないこころの状態に追い込んでいきますが、認知療法では、そうした考え方のバランスを取ってストレスに上手に対応できるこころの状態をつくっていきます。」
引用: http://cbt.ncnp.go.jp/guidance/about
CBTはマニュアル化されており、
様々なガイドブックが販売されています。
マニュアルに沿って行えば
クライエントさんの問題にアクセスでき
解決を導くことができるようになっています
誰でも問題解決できるのか
そうではないから若手セラピストは
躓くのではないでしょうか
クライエントさんも十人十色
その人の特徴を上手く捉えた上で
少しずつカスタマイズしながら
行う事が大事といえます
実は
これまでCBT関連の書籍では
実施の方法や効果について
書かれたものが多く
カスタマイズに関する事に
触れられているものは
多くありませんでした
この書籍で何回も触れられているのは
クライエントさんとの関係性
についてです
クライエントさんとの関係性について
CBTでももちろん
「協働経験主義(=一緒に問題解決に取り組む)」
として述べられてきましたが
その言葉で片づけられて重視されていなかった
印象があります
今CBTを受けていて
効果が無さそうと感じているなら
・セラピストに理解して貰えている感じがしない
・やらされている感じがある
・本当はべつの問題に焦点をあてたい
があるかもしれません
いいセラピストは
・CBTの導入前に深く理解をしめしてくれる
・様々な方法からクライエントに選んでもらう
・どの問題に焦点をあてるか一緒に決める
ことをしてくれるでしょう
また、実際に取り組んでみて
上手く行かない感じを察知したら
・焦点のあてなおし
・どのくらいセッションに満足しているか
・もっとよくするためにどうすればいいか
を話し合ってくれるセラピストほど
実力のあるセラピストと言えるかもしれません。
私事ですが、第1回公認心理師試験に合格いたしました。
初の国家資格。まだ登録完了していないため、現在は公認心理師と名乗る事はできませんが、
今後ともご贔屓頂ければと思います。
資格取得できたときこそ、
自分のカウンセリングを見つめなおす時
今回はこちらです
その心理臨床、大丈夫?-心理臨床実践のポイント- 遠藤裕乃 2018 日本評論社
スーパーバイズの重要性
この書籍は若手セラピストなら誰でもぶつかる壁に対しベテランセラピストからスーパーバイズ(以下、SV)を受ける
構成になっています
自分のカウンセリングの問題点を改善するため
あるいはさらによい援助ができるように
ベテランセラピストから助言や指導を受けることを
SVといいます
自分は上手く出来るからといって
SVを受けていないカウンセラーは
ちょっと危険と言えるかもしれません
教科書通りにカウンセリングを行うことだけが
全てではないと教えてくれています
認知行動療法の実践
メディアなどでも取り上げられて長くなる「認知行動療法」(以下、CBT)
認知も広がり
精神科医療では
主流になっているとも言われています
「認知療法・認知行動療法は、認知に働きかけて気持ちを楽にする精神療法(心理療法)の一種です。認知は、ものの受け取り方や考え方という意味です。ストレスを感じると私たちは悲観的に考えがちになって、問題を解決できないこころの状態に追い込んでいきますが、認知療法では、そうした考え方のバランスを取ってストレスに上手に対応できるこころの状態をつくっていきます。」
引用: http://cbt.ncnp.go.jp/guidance/about
CBTはマニュアル化されており、
様々なガイドブックが販売されています。
マニュアルに沿って行えば
クライエントさんの問題にアクセスでき
解決を導くことができるようになっています
CBTをどう実践するか
ではマニュアル通りにすれば誰でも問題解決できるのか
そうではないから若手セラピストは
躓くのではないでしょうか
クライエントさんも十人十色
その人の特徴を上手く捉えた上で
少しずつカスタマイズしながら
行う事が大事といえます
実は
これまでCBT関連の書籍では
実施の方法や効果について
書かれたものが多く
カスタマイズに関する事に
触れられているものは
多くありませんでした
この書籍で何回も触れられているのは
クライエントさんとの関係性
についてです
クライエントさんとの関係性について
CBTでももちろん
「協働経験主義(=一緒に問題解決に取り組む)」
として述べられてきましたが
その言葉で片づけられて重視されていなかった
印象があります
うまくいってないと感じるとき
もし読んでいるあなたが今CBTを受けていて
効果が無さそうと感じているなら
・セラピストに理解して貰えている感じがしない
・やらされている感じがある
・本当はべつの問題に焦点をあてたい
があるかもしれません
いいセラピストは
・CBTの導入前に深く理解をしめしてくれる
・様々な方法からクライエントに選んでもらう
・どの問題に焦点をあてるか一緒に決める
ことをしてくれるでしょう
また、実際に取り組んでみて
上手く行かない感じを察知したら
・焦点のあてなおし
・どのくらいセッションに満足しているか
・もっとよくするためにどうすればいいか
を話し合ってくれるセラピストほど
実力のあるセラピストと言えるかもしれません。
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